私がセックスの恐怖を乗り越えた話をしようと思う。【経験談】

月夜の独り言(雑記)

ルナです。
今でこそ、R指定のある当ブログ運営を行うほど性に対してオープンに語れる私ですが、若かりし頃…
10代のころは処女を殿方に捧げることに対して、とてもとても高い壁を持ち続けていました。
怖かったんです。
男性が。

男性というか、セックスが。

この記事は
男性経験がなく(現在処女で)男性やセックスに対して恐怖や嫌悪感を感じている方に向けたお話です。

私が、セックスの恐怖を乗り越えた方法。
赤裸々に語ります。
(※センシティブな内容を含みます。)

私がセックス恐怖症だった理由を深堀る

時は私の幼少期までさかのぼります。
物心ついた頃にはすでに男性に対して苦手意識がありました。
特に中学生の頃が最も男性に対して過敏だった気がします。

それくらいの年頃って“性”に対して目覚め始めるというか意識し始めると言うか(今の子はもっと早いのかもしれんけど?)

コンドームという言葉を覚えたり
セックスはどうやるもんだと生々しい知識が入ってきたりし始め‥

当時の私は、セックスって怖いとか、気持ち悪いと思ってしまって。
吐き気をもよおしてましたね。
そういう描写とか、話とか。
とにかく拒否反応が出る。

女性はみんな、そういうものなのかと思ってたけど、性に対して興味津々な女子だって近くにいたし、ちょっとエッチな本とか持ってる女子だっていた。
だったらなんで自分は、こんなにも性的なことに嫌悪感を抱くのか…当時はわからなかったけど。

大人になった今、当時のことを俯瞰してみることができるようになって、これだろうなと、ある程度原因を特定できるので、それ話します。

幼少期における“環境”や“経験”そして見聞きした“情報”により、私はセックスに悪いイメージを結びつけてしまってたんで。
“それ”がなんだったのか。

――心当たりその1――
幼児期に従兄弟のお兄さんに陰部を触られた経験がある。

これ、自分が幼過ぎて何をされているのかもわかりませんし、当然のことながら性的に気持ちいいなんてことも全く無かったのですけれども

幼心に「???」ってなってた気がしますし、親とかにも言ったりしませんでした。
あんまり人に話すもんじゃないってなんとなく理解はしてたのかもしれませんね。

幼児期って自分と他者の身体の境界を学ぶ時期でもあるんだそうで、こういうときに本人の理解も同意もないまま一方的に触られる体験は「自分の身体に侵入された」という無意識的な記憶になりやく「異性=安心できない存在」と心に刻まれることがあるんだそうです。

――心当たりその2――
メディアから衝撃的なイメージを取得した。

私が子供の頃にやっていたテレビドラマか何かだったと思うんですけど、出産シーンを見て。
痛みでめちゃくちゃ苦しんで、大人が叫び散らかしてるみたいなことになってて。
今でこそ無痛分娩とか様々な方法がありますが、子供の頃の私は「大人になって結婚すると、痛くて苦しいことが待っている」と学習してしまったようです。
(当時の私は、セックスするから子供ができるって知らなくて、結婚したら自然に子供ができるもんなのかと思ってました。それくらい知識が無かった小さい頃のお話です。)
なので、私は大人になりたくないと思ってましたし、大人になっても結婚しないぞと思ってました。

つづいて、これまたテレビですが、レイプ描写を含むドラマを見てしまって。
被害者女性が半狂乱になるシーンに心臓がえぐられる気持ちになったことがあります。
自分に実際にあったことじゃないのにね、同じように心に深く傷を負ってしまったみたいに辛くなってしまって。

もう、この段階で私は
「性は恐怖と破壊をもたらすもの」という強い信念を持ってしまったと考えられます。

性的なもの全般が「危険・痛み・支配・恐怖」であると認識し、少しでもそこに近づく要素があれば排除する。
断固拒否する。

っていう学生時代を送っていました。

男性に対する態度が激悪な学生時代

そんなこんなで、私の学生時代の交友関係といえば共学の学校に通っていましたが、友達は女子だけ。

男子とは、ほとんど話すこともありませんでした。
彼氏を作る?
無い無い。あり得ない。

男性は恐怖の対象という色眼鏡で見ているし、何もされてないのに敵対心みたいなものまであって「男性には負けたくない」「男性には甘えない」という生き方をしていました。

そんな私に対してもですよ。
好意を寄せてくれる男子がいたのです。

で、そういう時にどういう反応をしてしまうかというと

逃げる
無視する
辛く当たる

です。
態度が露骨に激悪です。

特殊能力まで備わってまして
何かというと
私に好意を持っている人を見抜くことができるという能力です。

この能力のおかげで
「告白されそう」なタイミングなども察知できるので、近寄らないでオーラ出したりとか、その場から逃げたりとかできるんです。

ここまでくるとね思うんですよ。
私は、人間の女性として“子孫を残す”という本能が欠落しているんだなって。

初めて彼氏ができてセックスの恐怖と真っ向勝負

そんなこんなで中学、高校の青春時代は彼氏いない歴が年齢と同じで、ずっとこのまま歳を取ってくと思ってたんですけど。

19歳のころでした。
私を好きになってくれた男子に対して、めずらしく嫌悪感をあまり感じなかったんです。
古風な考え方の男性だったんですよね。
告白も手紙だったり(今の時代で、そゆことする?みたいな意表をつかれました。)考える時間を1ヶ月くらいくれて「なんか良い人かもしれないな、この人逃したらもうこんな人いないかもな」と思ったりして。

初めてお付き合いしてみようと思えたんですよ。

べたべた甘えたりとかすることは全くありませんでしたが、少しずつ内情を知っていけば男性が怖いものでも悪いものでもないということはわかっていきました。

けど、問題はセックスですよね。
前述の通り、私は「性は恐怖と破壊をもたらすもの」という強い信念を持ってしまっているので。

セックス自体が痛くて苦痛を伴う…
セックスの先にある妊娠出産は激痛を伴う…
(なんなら命に関わることだってある…)
理性を飛ばした男性を知るのが怖い
自分がどうなるかも怖い
レイプ映像が脳裏をよぎる
セックスしたい雰囲気に繋がる特有のロマンチックな雰囲気すら気持ち悪い。

したくない
今のままではだめなのだろうか?

相手がしたがってるのはわかってる
このままじゃ相手に申し訳ないな。
でもやっぱ、したくない。

せめぎ合い。

何度かチャレンジしたけど、痛くて挿れらんないんですよ。
相手も童貞さんだったので、当然慣れてもないし上手くもない。
怖くて挿れらんないの。
身体に触られるのまでは大丈夫になっても、あんな太いものどうやったって無理じゃない!?
を何度やっただろうか…。

立ちはだかる壁は高かったです。
完敗でした。

セックスに対しての考え方を改める

何をどうしたって私の信念は曲げられず。
いや、もうこれで別れるとかなっても仕方ないかなと思い始めてて。

そんなときです。
当時、ルームシェアをしていた女友達が入ってたサークルの数名がウチに泊まりに来ることになって、まぁまぁ広いお部屋だったので男女合わせて5、6人来てたんです。
私も輪に混ぜてもらって楽しい時間を過ごしてました。

夜もふけてきて、赤裸々な男女交際の話とかもチラホラし始めて。
私の直接の友達じゃないからこそ、私もその場でちょこっと話せてしまったんですよ。

「セックスが怖くてできないんだよね」と。

そのとき
その中にいた、いかにもモテそうな男子が発した言葉を、私は今でも忘れません。

「セックスの恐怖は、彼氏が解消してくれるはずだ。」

って。
堂々たるものでした。

ハッとしましたね。
そしてわかったんですよ。
私は、自分のことしか考えてなかったんだなということが。
彼氏が、その最中にどれだけ私を気遣ってくれているのかとか、見ようともしていなかった。

相手だって童貞、初めての経験
余裕だってなくなるだろう
上手くできなくて困ってるだろう
痛がる私を見て気が滅入るだろう
泣きそうな私を見て止めてくれてるでしょ?
それでも何度も歩み寄ってくれてるじゃない?
時間をかけてくれてるじゃない?
待ってくれてるじゃない?

自分の信念?
「性は恐怖と破壊をもたらす」?
本当に?

世間の幸せそうなカップルたちが、私の信念を否定する。

「セックスの恐怖は、彼氏が解消してくれるはずだ。」

相手をよく観察してみようと思うきっかけで、なにより自分の信念を疑うきっかけとなる言葉でした。

私はこの言葉が無かったら、たぶんセックス頑張れなかったと思います。

頑張れたんですよ。
痛み?
それは、正直変わらない。
でも、私だって頑張らないといけない通過点でもあるんだって。
腹括ったというか。

そうして
痛かろうがなんだろうが、通過点を通過させるまでは「痛い」って言わないし、「やだ」って言わないと決めて挑みましたね。

挿入できたとき。

彼が
「はいっ…た…」と安堵のため息をついたことを思い出します。

セックスに積極的な女性からの意見は清々しい

私が、セックスに対しての嫌悪感を克服するきっかけとなった言葉がもうひとつあるので、ご紹介しておきます。

大好きだった女性アーティストが、ラジオ番組でリスナーの質問に答えたり、悩み相談に乗ったりしていて。
当時の私にとっても気になるお悩み相談の内容がありました。

詳細は覚えてないのですが確か

――男性の性器に抵抗がある――

みたいな?
(相手の性器に触れるとか何かすることに積極的になれないニュアンスのお悩み)

そのときの、女性アーティストの回答は

「慣れじゃな〜い?」

だったんです。
あっけらか〜んと。

めっちゃ明るく

「慣れじゃな〜い?」

って。

なんか、深刻に捉えていたこっちがバカバカしく思えてしまうくらい。

私と同じような悩みを持っている人もいるけど、それに対して何の悩みも無い人だっているんだなって。

好きなアーティストの言葉だからっていうのもあるけど、そういう捉え方というか『慣れる日』がいつか来るんじゃないかなって。

肩肘張らずに、気楽に行こうぜって思わせてくれる言葉でした。

セックスの恐怖を乗り越えた私の経験 まとめ

みんなそれぞれのロストバージンの仕方があると思います。
そして、同じものは一つも無いと思います。

私の場合は自分との戦い!みたいな所もありつつ、誰かからの助言がないととてもじゃないと打ち勝てないものでした。

っていうか
セックスのことをいまだに【戦いに挑む】みたいな言葉を使うあたり、正直なところ苦手意識は少なからず残っているんだろうなと思わざるを得ませんが

あの女性アーティストが言っていた
「慣れじゃな〜い?」って言う言葉は本当だった(慣れというか、平気になるときが必ず訪れる。)

そして、BL(って性に積極的な描写が多い)とか読んでくウチに、甘え方や誘い方を学んだり

怖いも痛いも辛そうも気持ち悪いも、気持ち良いもオープンにしちゃった方が気が楽になるもんだなということがわかって。

セックスに恐怖や嫌悪感があったころが嘘のように、

現在
「私は男性のイキ声コレクターだ(シチュボ好き)」と豪語している始末です。
(その話はこちらでしてます。)

処女であった、あの頃の私。
無意識に『性行為は恐怖と破壊である』という信念を築き上げてしまった私。

私がセックスの恐怖から抜け出せたのは
【自分の信念を疑うこと。】でした。

過去に
私に好意を持ってくれた男子に向けた牙。
その当時のことは、幼さゆえに酷いことをしてしまったと悔やまれますが「あの頃の私はそれが精一杯だった。」と受け止めてあげることが、今の自分にとっては優しい選択かなと思っています。

もし
ここまで読んでくださったあなたに似たような悩みがあったり、自分を責めたりしているなら…

もし
何かしらのトラウマを抱えて、性に対して臆病になっているなら…

「精一杯頑張ってる」
って自分を労ってあげてほしいなと思います。

本当に「大丈夫だ」と思える日がちゃんと来ますから。

大丈夫
私もそうだったから(*´ω`*)